児童発達管理責任者について
児童発達支援管理責任者の主な仕事内容は「個別支援計画書」を作成して、支援や療育を組織的に行うための管理をすることです。
個別支援計画の作成とは、児童への支援を計画的に行うために児童発達支援管理責任者が行う重要な業務です。この計画書に基づいて日々の支援や療育が行われます。
個別支援計画を作成するためには、児童との関わりや保護者との面談を通して、児童の心理・発達面の状態や課題を把握し、家族のニーズをくみ取ることが必要です。そして短期・長期の目標を設定し、目標に向けた支援内容や援助の方針などを作っていきます。
また、児童が通う学校と可能な限り連携をして、学校での教育支援計画と連携を行うことも必要です。
個別支援計画に基づく支援の効果は定期的(通常は3ヵ月)ごとにモニタリングをします。そして、モニタリングの結果に応じて個別支援計画の見直しを行います。これらの一連の作業が児童発達支援管理責任者の主な仕事となります。